Wulfinghoff社訪問記4

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とうとうこの質問を切り出す時がきました。興味本位すぎる質問だったかもしれませんが、せっかくここまで来たのですし、失礼を承知で思い切って尋ねてみました。

『もしあなたが前からダブル・ファンタジーの話を知っていたら、ファンタジーをどうしましたか? それでも捨てていたでしょうか?』

しばしの沈黙。

『そうだね。この話を知っていたらすべてを廃棄しまうようなことはしなかったかもしれない。でも、私の仕事はお客さんである生産者が望む品種を作ることだし、欠点の多いファンタジーを売り続けたいとは決して思わなかっただろうね。だって、今よりもっと良い品種を作ることが我々の役目じゃないか。』

『そうですよね。』

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嬉しかったです。

彼はプロ中のプロでした。彼自身が直接育種をしているわけではありませんが、思わぬところでプロの育種家と趣味の育種家の意識の違いを見せつけられてしまいました。私達プロの育種家は、最初から自己満足の品種を作るつもりなどありません。ただただ、世の中が求める品種、世の中の役に立つ品種を作るために努力しているのです。それは、ひたすら世界記録更新を目指すスポーツ競技にもどこか似ています。私達にとって、昔の品種は過去の記録に過ぎません。もちろん昔の品種から学ぶこと、利用させてもらうことはありますけどね。

一方で、趣味の育種家の世界はスポーツというより、芸術家的な部分がかなり強いと思います。自分の価値観をそのまま世に問うという感じでしょうか。この点がプロの世界と大きく異なる部分です。やはり私は、プロとしてヒット品種を次々育種するためには、芸術性を追求したいという欲求と戦う気持ちが重要だと思います。

育種家も科学者の端くれです。情緒的な側面を排除して考えれば、「ファンタジーより優れた品種が育種されたから、ファンタジーは生産されなくなった。」という現実。これがすべてです。

育種家の私はこのあたりで気分的に満足しかかってしまったのですが、ファンタジスタの私が残りの質問を続けました。

<つづく>

キリンアグリバイオ? 竹下大学

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コメント(8)

プロの育種家と趣味の育種家の違い・・・

確かに、どの職業にも言える言葉ですよね

しかしすごいものです
この世に、ファンタジーという花が生まれ
ファンタジーの歴史が今
社会問題・環境問題・愛と平和
そして、沢山のファンタジスタが共感し賛同する
これってすごくないですか?
一人の人間の生涯がファンタジーのようになれるのって
ひとつまみですよね

あらためて、ファンタジーの偉大さが身にしみます

ファンタジスタとしての竹下さんの質問、是非聞きたいでです。

真吾さま
 竹下大学さま

竹下様の情熱に感じ入っております。私たちファンタジスタの思いを代表して戴いて 微に入り細に入りお訊ねして下さって本当にありがとうございます。

お話が進むにつれて あらためてダブルファンタジ?が幻な花か?
ジョンレノンがこの花に出会った時・・・・この花の儚さを感じていたのかも知れない?

{つづき}を・・・・

70才の山男より
非常に難しい問題ですね、私も現役時代(経理、総務)いろいろ悩みました、ファンジーに関しても同じでは? 試行錯誤を繰り返しながらも、これだけの人々が頑張って居るのです、どこかに保存されているのではないでしょうか。私もNPOの仲間に協力を依頼しています。園芸に関しては素人の集まりですが意外ととんでもない処にヒントになるルートを持っている事が有るのです(なんせ年寄りが多い!でも馬鹿にしてはいけませんよ)。明るく希望を持って努力しましょう。そうでないと今の暗い事件続きの世相に負けてしまいます、踏ん張りましょう!! 最後は皆で乾杯と行きましょう!!!元気を取り戻した 駄目親父より

山男さん、元気になってよかった*^^*

そうそう、
「意外ととんでもない処にヒントになるルートを持っている事が有るのです」
そうなんですよね!

それと、
「年寄りが多い!でも馬鹿にしてはいけませんよ」

ここにいるファンタジスタは、誰もそんなこと思う人はいませんよ?
やはり、長く生きられてる分、教わることは沢山あります
最近、続けざまに祖父をなくした私ですが
2人の祖父は戦争を経験しており、よく話を聞かせてもらったものです
私も含め、戦争を知らない現代の若者、そしてこれからの子供たちには
けしてわすれてはいけない歴史だと思います

子供のころ、学校が終わると真っ先に、老人施設に遊びにいったものです

沢山の遊び、お話、いろいろ学びいま思えば、とても貴重な経験をさせてもらったと感謝でいっぱいです

山男さんがNPO活動で、お子様とふれあうこと、これからも楽しんでください

私は、これから年をかさね、ファンタジーの話を語り継げるようになりたい

山男さん、ごめんなさい・・・
まるで、山男さんのことおじーちゃんって言ってるみたいで ^^;

有能な戦士、竹下さんのすごいすごいニュースです!
また英雄お一人、ジョンが真吾さんの元に集合をかけた!


ドキドキする様な気持ちとは裏腹に、私は何故だか何故だかずっと安らかな気持ちなのです。
この安らかな気持ちはなんだろう。


sueさん
お月様、竹下さんのニュースの日にご覧になったんですね。
まだお顔も拝見したこともない方と、それぞれの願いを胸にして、同じ花を思い、同じ月を見てたんだと思うと…。

ダブル・ファンタジーの「ダブル」を肌で感じてたのかも。


sue さんの、あーちゃんが歩きだされる事をあーちゃんママさんと楽しみにされているという以前のコメントを読ませて頂きました。

皆が皆でそれぞれの願いを持ちながら、他の方の幸せを心から思える事は、神様から戴いた人間のステキな特技ですね。

人間が尊いと思える大切にしたい特技。

私はこの幻の花に集まるみなさんと共に、こんな気持ちを味わえる事が…綺麗事や体裁でなく人の幸せを分かち合える事に、すでに奇跡の様に幸せです。

安らかなのはそのせいか…。

話は変わりますが、私は超微力ながら以前日本の伝統文化を守る、伝える仕事をしていました。
現代に「わかりにくい古い伝統」を伝えるにはやはり現代人の価値観に寄り添い変化していなければ生き残れません。
崩し過ぎる事なく、伝統の中に流れる血液みたいな遺伝子みたいな物を理解したい!理解すれば何かが変わっても現代に伝えられるずだ!はそんな事ばかり熱く考え、作品を作っていたような気がします。


今日はそんな事を思い出しました。

あんずのえださん皆さん本当に嬉しいです・・・・。ありがとうございます・・・・。

八ヶ岳だよりのホ?ムページを見て感激しているところです。[蛍の光」・・・・・いいですねぇ。

蛍の乱舞する光景は大人も子供もいっきにピュアな気持ちになれますね。自然の美しさに引き込まれます・・・・。理屈なんかどこかへいってしまって・・。


真吾さんの蛍の乱舞する写真を拝見していたらダブルファンタジーと重なってきて心の安らぎを戴いています・・・・・幼い頃 家の玄関を開けると目の前に蛍がいっぱい飛んでいました。綺麗な水が流れる環境にしか育たない蛍。

清流を飛び交う「蛍の光」を子供たちに一度は見せてあげたいですね。あの光を見ていればいつか大人になっても心のどこかに暖かいものを忘れずにいられるんじゃないかしら。

蛍の季節・・・真っ盛り・・・ファンタジーを追いかけながら蛍を追いかけるのもファンタジーじゃないですか・・・・・?


真吾さん本当にありがとうございます。いつも暖かい心を戴いて。

ダブル・ファンタジーとジョンレ
ノン・・・運命なの?彼がこの花に出会ったのは・・・
そして今、ファンタジスタは?

山下様の”つづき”を待ちます。

70才の山男より
mikiさん、いろいろ有り難うございます、貴方やsueさんのお陰で元気になりました、それと子供たちのお陰で、(孫の様なものです、因みに私には孫は居ませんが)私も今の年齢で言えば幼稚園児の歳で戦争の経験を(今でも恐ろしい記憶です)しています、時に触れて子供達に話しています。だからこそ此の「ファンタジー」の夢にかけたいのです。今までの経過から大変難しいとは思いますが、夢は捨てたくない! 真吾様!此の気持ち判りますか?判ってください!
mikiさん気にしないで下さい、私は事実、お爺さん(正確には69才2ヶ月)ですから!でもチビ相手は楽しいですよ! 8月の雑木林ツアーにも参加します、本題から外れてしまいましたね、NPOの仲間にもハッパかけます、何とか見つかると良いですね! 夢、夢! 駄目親父より!

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