竹下大学さんから

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じつは今、チリに来ております。
地球の裏側にまでファンタジー情報を求めてです♪

というのは、もちろん冗談。またまた出張です。
チリと日本との時差は13時間。
バミューダ島との時差は1時間。
それこそ私はダブルファンタジー記念日をほぼ時差無しで乾杯できると思い
ブログにアクセスして、ひとり24日の午後9時に乾杯したのでした。
つい先ほどのことです。

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そして皆さんのコメント読みながら、気がついてしまいましたよ。
日本時間に合わせたら半日遅れになってしまうということを!
海外相手の仕事もしているというのに、時差のことをすっかり忘れてしまっておりました。
情けない・・・。


と、前置きはこれぐらいにして、せっかくの記念日です。私がわざと皆さんに内緒にしたWulffinghoff社長へのお願い事の内容をお知らせいたします。じつは以下のようなやりとりがあったのでした。

『うちではもうこれ以上ファンタジーのことはわからないな。そうだ。息子のBob Goemansの連絡先を教えてあげるから、君から直接彼に問い合わせてみたら。彼の会社は、ポットアルストロメリアの育種は続けているんだ。』

『えっ! でも、それだけはしたくないのです。理由はうまく説明できないのですが、私から連絡を取るのは良くないと考えているのです。もしよろしければ何かの機会に、あなたからGormansさんに今日のことを伝えてはいただけませんでしょうか。』

『ただ伝えるだけでいいの?』

『はい。それで十分です。』

『じゃあ、もし彼がこの話に興味を持ったら、彼から君に直接連絡を入れてもらうってことでいいよね?』

『もちろんです。ありがとうございます。』

せっかくのファンタジー探しです。必然性も偶然性もないのに、私なんぞが直接連絡を取るような野暮なことだけはしたくはありませんでした。Wulfinghoff社を訪問したのも、あくまでも偶然性があったからです。

で、来ていたのです!

Bob Goemansさんからメールが!

何というタイミングでしょう!

もう言葉がありません・・・。

そのままご紹介いたします。


Dear Mr. Takeshita

The double Freesia 'Fantasy' was raised by my father in the late 1950s and was first shown at the Royal Horticultural Society in London in March 1960 when it received an Award of Merit. It was the first double freesia ever raised and our company, Parigo, also received the Sander medal for the best greenhouse novelty of the year. The following year 'Fantasy' was awarded a First Class Certicate by the R.H.S.

It was also shown in Holland and received awards there. It was introduced commercially soon afterwards and by the late 1970s there were over 40 hectares of it grown in Holland. It had a large flower of a very attractive cream colour and a beautiful scent.

The variety eventually succumbed to virus and was superceded by more productive varieties.

If you have any further questions please let me know.

Bob Goemans

あれっ? 
いったいどういうことなのでしょう?
私達が気にしていることが一切書かれてないのです。
わざとなのでしょうか?
それとも・・・?

もちろんすぐに返事を出しますが、柳生さんからもファンタジスタの方々からも質問をお待ちいたしております。


キリンアグリバイオ? 竹下大学

なんてことでしょう!

昨日のお酒が残っている場合ではありませんでした。
ゴーマンさんからのメールですよ!

僕には正確にこれを訳す英語力がないので、誰かに一刻も早く和訳をお願いしたいところです。

しかし竹下さんのこの突破力って何なのでしょう?
Wulfinghoff社の社長ロバートさんの時もそう。
ボブ・ゴーマンさんもそう。

みんな竹下さんに心を開いてしまう。

きっとただの興味本位の取材だったらこうはいかないと思うのです。
いや、仕事だとしてもここまでは・・・。

一生懸命、昔の資料を一緒に調べてくれたり、連絡をとりもってくれたり・・・。

同じ育種家だけがもつオーラみたいなものが溶け合うのでしょうか?
同じ目的に向かっていくものだけがもつ、共通の価値観があるのでしょうか?

もっと簡単なことかもしれない。

「花が好き」

それだけでいいのかもしれませんね。

だとしたら、僕らもみんな仲間だ。

やぎゅうしんご

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コメント(18)

竹下さん次はチリ、体調崩されないよう気をつけて帰って来てくださいね。

言語ツールでメール見てみました、英語より、オランダ語→日本語の方が読みやすかったです

そしてここ、(多分・・・)

The variety eventually succumbed to virus and was superceded by more productive varieties.

ここが一番気になるところだと思ったのですが、竹下さんはどのように解釈されたのでしょうか?

取り急ぎmikiさんの気になっている文のみ訳します。
「本種は最終的にウィルスに負け、より生産性の高い他の品種に取って代わられた」

“ビッグニュース”ってこれですね!竹下さん、スゴイ!(*^o^*)

一番重要な部分の訳はもう既にLin Dioさんがしてくださってますので、では、私は他の部分の概訳を…。

「ダブル・ファンタジーは1950年代後半に私の父によって栽培されていまして、1960年3月にロンドンのRoyal Horticultural Society でMerit賞を受賞した時に、初めて一般公開されました。それは歴史上初めて栽培された八重のフリージアで、私どもParigo社も、その年の最先端の温室技術を開発した者に送られる、Sanderメダルを受賞しました。次の年にはファンタジーはR.H.S.による最優秀賞も受賞しました。

ファンタジーはオランダでも公開され、いくつかの賞をいただきました。そしてすぐに商業化され、1970年代後半のオランダでは、栽培面積が40ヘクタールを超えました。それはとても綺麗なクリーム色の大振りの花で、香りもとても良かったようです。

『本種は最終的にウィルスに負け、より生産性の高い他の品種に取って代わられた』

もし他にもご質問がございましたらお知らせください。

Bob Goemansより」

以上です。でも本当に、今はどうなっているのかが書いてないですね…σ(^_^;)

竹下さん、応援してます!がんばってくださいね!

Lin Dio、早速ありがとうございます。
いつもいつも頼りにさせてもらって負担が大きくなりますよね・・・言葉がわかればな。。。

このメールは、Wulffinghoff社長さんからの連絡で頂いたメールだし、ということは確信ついたファンタジーの交配種記録があるのかどうか、直接聞いてみたいところですね

ファンタジーはパリゴから離れたけど、ここにはあるという情報があるならこのメールの内容からして、記されててもいいようにも思うし・・・

いや、勝手な解釈ですけど

海外サイト改めて見てましたが、フリージアの中でも初めて聞く品種がいくつかありました

これも素人発想ですが、ファンタジーの名前がかわっている可能性はないのでしょうか?

多肉植物でも、和製名が一つの種類にいくつもあるように
でも、多肉プロの方によれば、名前は一つ、間違った名前が出回ってるだけ、とのことですけどね

竹下さん、自分から連絡しないなんてカッコイイ!

でも、竹下さんがそんな気持ちで動いてくれるのは、真吾さんとみなさんの力があったからなんですよ!きっと。

ほら、私はメールの内容が全然ワカラナイ...けど、すぐに訳してくださる方がいて...

では、ゴーマンさんのメールは...
ムズカシイですね...訳してもらっても...。

でもメールがすぐきたことと、質問してもいいということは、もちろん興味をもってもらえたってことで...

聞きたいことは、やっぱりファンタジーの親のことと、今どうなっているのかってことなのかな?

Lin Dioさん、ゴメンなさい!呼び捨てになってました・・・!

訳してくれた、Lin Dioさん・容子さん、ありがとうございます。

Holland、いろいろ調べてみましたが、ホランド栽培ということですが、これまた勝手な解釈ですが
世界中に輸出するほどの花だったので、最大栽培していた、とのことでしょうか・・・?
オランダ政府観光局によると、
生花中央市場(売買され、世界中に輸出)となり、オランダでは、市場に卸すことをホランド栽培と言うのかな?そしてそれはホランド州、とか

なんとなく合っているとしたら、やはりそれだけの規模扱いされてただけに、交配記録等あってもよいとは思うのですがね

ホランド栽培、気にする箇所ではなかったかもしれませんが、初めて聞く言葉だったから突っ込んでみたくなりました。

竹下さん!現在チリですか!?
お忙しい中、ありがとうございます。
スゴイ”ビッグニュース”ですね。
竹下さんの、お人柄でしょう!!
素晴らしいです!

真吾さんの、言われるように「花が好き」です。
・・・みんな仲間ですね・・・

Lin Dioさん、容子さん。
いつも、ありがとうございます。

ダブルファンタジーは、受賞暦からしても、完全に消えてしまったとは思えないのですが・・・。
竹下さん!お願いします。

竹下さん、お疲れさまです!

ついに。たどり着くべく場所に。
しかし、確かに、意表を付かれる、シンプルな内容ですね。

ここはまず、ファンタジスタたちが、
どれほどファンタジーを探しているのか、
それがどんな意味があるのかを、
熱くお伝えいただきたい!と思いました。

そうしたらきっと、
核心部分にもたどり着く!と思います。

すずめさんの見つけたゴーマン家ウェブサイトで得られた情報が、竹下さんの手によって人的つながりとして具現化しましたね! すごいことです。おふたりに感謝! Wulffinghoff社長に感謝! Bob Goemansさんに感謝!

ちなみにゴーマン家ウェブサイトの「Family Tree」(家系)のページに「Descendents」(子孫たち)のリストがあります。↓

http://www.goemans-nooitgedacht.nl/en/descendants.html#24

「1.2 Johannes Albertus Maria (Jan) Goemans」がファンタジーの生みの親のゴーマンさんで、「1.2.1 Robert Adrian (Bob) Goemans」がその長男ボブさんのことと思われます。

mikiさん
> Lin Dioさん、ゴメンなさい!呼び捨てになってました・・・!

いえいえ、「ゴメンなさい」だなんて…。一瞬、旧知の友人に呼びかけられたような錯覚を覚え、連帯感を感じましたよ。

それと、老婆心になってしまうかもしれませんが、「Holland」はオランダ(国名)のことなので「grown in Holland」は「オランダで栽培された」という一般的な表現です。前後の内容は、容子さんの訳のとおりです。

>ここはまず、ファンタジスタたちが、
どれほどファンタジーを探しているのか、
それがどんな意味があるのかを、
熱くお伝えいただきたい!と思いました。

そうしたらきっと、
核心部分にもたどり着く!と思います。

私もすずめさんのように思います。

ロバートさんが、ボブさんにどの様にお伝えになったかにもよるかもしれませんが、何となくボブさんは、何かを肌でお感じになって、その予感を竹下さんを通してまず直接感じたい‥…そんな匂いがします。

竹下さんだからこそ、そう思います!

Lin Dioさん、「旧知の友人に呼びかけられたような錯覚を覚え、連帯感を感じましたよ。」このように言ってくれてありがとうございます^^;
それと、「Holland」、そうなんですか?恥ずかしい・・・
確かに、その単語だけ訳すと、オランダでした、変換ツールだと、「ホランド栽培」、しかもなんかしら情報もあったし・・・
朝一から、自分のブログでも「ホランド栽培、誰か知りませんか?」などど、問いかけてしまいましたよ?
ともかく、おかげでホランド栽培検索が終了できありがとう!です

竹下さんも、真吾さんも、みなさんも、何か暴走してると思われたでしょう・・・
熱意はみなさまに負けないくらいありますから、これからも頑張ります

ふう。

今、あーちゃんの施設の保護者会に行ってきました!

障害福祉課の人たちと話ができる日です。

いろんなママたちの思いを伝えれる日です。

1年に1回で、私は2回目。

...で、結果はというと...

こっちはファンタジーのようには進みませんね...。

ここのパワーがほしい!

先ほどは出がけで急いでいまして。
追伸です。
具体的な事は何にも浮かばず、皆さんにお任せしきり。本当に皆さんには尊敬の気持ち、勇気、イロイロいただいてます!!

恐縮ながらまたまた思う事だけを綴ってしまいます。

もし、私がボブ ゴーマンさんだったら…偉大な作品「ダブルファンタジー」を産み出したゴーマンさんを父に持ったら……。


父の肩身であるようなその花の、具体的な情報を、あっさりと知らせたくはありません。
その反面、本当に理解してくださる方と一緒に、その花をもう一度輝かせたいと思います。

子として父の思いを、作品を、後世に残したいと思うのは私だけではないような気がするんです。


それだけ、大事な思いを、この花に抱いている。もしかして私たち以上に……。

だからこそまず私たちの願いを、ゴーマンさんご一家に敬意を表す意味でも直接お話ししたい!

そう、私には出来ない事。
竹下さん、ボブ ゴーマンさんのお二人だからこそ生まれる新たな可能性に、今胸がザワついています!!

何故品種登録されていなかったか、とか、個人的にも気になりますが、もうそのあたりは素人の私にはさっぱりわかりません。

何しろ新しい可能性にざわついています!


竹下さま
チリでの乾杯時間、私もちょうど地味ながら一人乾杯してました。(毎日してるのがばれるな、こりゃ)大変私は光栄でした。

お仕事の方もお忙しい事と思います。
どうかお身体お気をつけてくださいませ。

ありゃ?
13時間の時差じゃ、私は朝から飲んでる事になるぞ。


もう酔っぱらったか…。そんなに弱くないはずなんだけどなあ。

弱いのは頭か……

あーちゃんママさん!
昨日は、年に一度の保護者会だったのですね。
お疲れ様でした。
あーちゃんのこと、応援していますよ!
何か私に出来ることありますか?
気にかけています。
ママの笑顔とあーちゃんの笑顔を・・・フレー!ふれー!

hanaさん、あーちゃんのこと、気にかけていただいてありがとうございます!

あーちゃんは、施設に入って1年で、ご飯も食べない、呼吸もしない、首が座るかどうか...だったのが、おすわり、うつぶせ、ずりばいまでできるようになりました!

悲しいのは、障害をもってる人たちの生きる環境です。
元気な人たちのためには、いろいろ動いてくれることも、なかなか難しい。

なってみないとわからないんですよね。

でも、ファンタジーの日、あーちゃんはバミューダ植物園の芝生で転がって遊んでたとmikiさんが言ってたので、とてもうれしかったです♪

みなさんには、そういうことを少しでも知ってもらえれば十分です!

あーちゃんママへ

私の親戚にも障害を持ったいとこがいます
子供の頃からよく遊んだし、様々な事と戦い、苦労してきたおじさん・おばさんを身近に感じ育つことができました
悲しいことに、障害者・健常者の世界はまだまだひらきがあります、この言葉すら疑問を感じますが、
これも現実問題受け止めなくてはならない悲しい現状です
あーちゃんママは今、とても頑張っていらっしゃると思います、そしてこれからも・・・
痛いほど身にしみているとは思いますが
どーか、限界を超えるまで頑張らないで、人に頼ること忘れないで下さい
私たちができることは、身近にいる障害の方々を受け入れる環境を作ることだと思っています
そして、ここが、あーちゃんママが落ち着く場所の1つのであり続けられるようにしていきたいと思います

私のいとこは、今年35歳になります
いつも優しく、思いやりがあり、すれることなく、というか、すれることを知らないのかも知れません
学校を卒業し、今現在も働いています
小さい頃の、楽しい・悲しい思い出、全部覚えてます
私は彼に会うたび心があらわれまた頑張ろう!と勇気をもらいます

これからのあーちゃんの成長、私もhanaさん同様応援していきたいと思います
一つでも多く、あーちゃんに楽しい思い出できるとよいですね♪

あーちゃんママさん!

mikiさんの、おつしゃるように、どうか頑張りすぎないでくださいね。
mikiさんのように応援していますからね・・・ずっと・・・
嬉しい事がありますように!

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