真吾様
そろそろあの新情報についても報告しておきませんか。
竹下大学
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弊社のお客様(花の生産者)から電話で思わぬ情報を頂いたのは去年の暮れ頃のことでした。
『あのさ、竹下さんさー、うちにもファンタジーがあるんだけど。』
『えっ! ファンタジーって何のファンタジーのことですか?』
『ほらっ、柳生真吾さんが中心になって探しているフリージアがあるでしょ。
それのことよ。竹下さんだって関わってるじゃない。』
『えっ!! それってダブルファンタジーのファンタジーのことですか!?』
『そうよ。』
『いったいどこで手に入れられたんですか?』
『オランダの知り合いに探してもらってさ。見っけたんだよ。
輸入もそんなに大変じゃなかったぞ。』
『その方は何してる人なんですか?』
『球根関係の会社に勤めてる人だ。』
『だから探すのも輸出するのも簡単だったんですね。』
『たぶんな。』
『で、その人はどこの会社から手に入れたのかご存知ですか?
私達は3ヶ所の業者から仕入れてるんですけど。』
『いや、聞いてない。ただ、確かにファンタジーという名のフリージアだっていうだけ。
同じ業者からかもしれないし、違うところからかもしれない。』
『ぜひその方にどこから手に入れられたのかお尋ねいただけませんでしょうか?
違う業者からだったりしたら大発見です!』
『うん。訊いてはみるけど、教えてもらえるかどうかは分かんねーな。』
『そ、そのファンタジーは今どんな状況なんですか?』
『うちの温室にあるよ。鉢植えにしてある。
手に入れたのは遅かったけど、3月下旬には咲くんじゃないかな。』
『お尋ねし難いんですけど、それをどうするおつもりなんですか?』
『いや、どうするつもりもない。ただ自分で花を見てみたいと思っただけ。』
『花をご覧になった後は?』
『竹下さんにあげるよ。どうにでもして。』
『!』
『いやね。面白い活動だと思ってさ。俺も応援したくなったのよ。
園芸業界のためにも本物が見つかって欲しいし。』
『ありがとうございます!! さすがは○○さん!!!』
『いやいや、俺も単純に花が好きだから。』
『真吾さんに連絡しても構わないですよね。きっとすぐにでも飛んで行くと思いますよ。』
『それは止めて。これを自分の商売の宣伝に使おうとかは、全く考えてないんだから。
花に興味を持ってくれる人が増えてくれればそれで十分。
だから柳生さんには竹下さんから渡してよ。』
『はい、それはもう。そうさせていただきます。ありがとうございます。』
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その後私は蕾が上がってきた状態のもの一度見せていただいたのですが、
すずめやハルキチ、そして第3のファンタジーと同じものか違うものかは
判断できませんでした。
そして先週、ついにこの第4のファンタジーが咲いたそうです。
いよいよ私の手元にやってきます。
届き次第、すぐに八ヶ岳倶楽部にお送りします。
第4のファンタジー現る!!
竹下さん、凄い情報ですねぇ?!
頭の中は妄想だらけになってしまっている私です・・・
またしても新たなファンタジーがっ!?すごいすごいっ!私も思わず色々妄想妄想妄想…( ̄▽ ̄ )。o0○
今回登場の、竹下デカ長のお客様、ひょうひょうとした感じがいいですね♪大変なことを大変そうに見せず、何でもさらっとやってのけてしまうタイプの方なのでしょうか。この会話を録音してたのかと思うぐらい、デカ長の再現&描写も最高ですd(* ̄o ̄)グッ!
入手先の業者は結局、今までの三社とは別のところだったのでしょうか…。第四のファンタジーの公開を楽しみにしています(^-^*)
竹下さんこんにちは、
さすが情報の多さと顔が広いですね。
第4のファンタジー出現ですね、ますます期待が高まります。
ほんとうにその花の生産者の方に感謝です。ありがとうございます。
私も見てみたいです。
真吾さん、写真のアップお願いしま?す。
わぉっ! 購入班だった私にも初耳の、第4のファンタジー! 新たな展開に期待大!
で、「オランダの知り合い」とのくだりを読んで、思い出しました。9月13日の「注文完了報告」でもお伝えしているのですが、ハルキチファンタジーとすずめファンタジーのほかに、購入班が接触を試みたオランダの業者があったのです。そこは小売をしていないせいか、問い合わせをしてもなしのつぶてで、結局断念するに至ったという経緯があります。もし第4のファンタジーがその業者を経由したものだったら、すごい! 一度はあきらめかけたものに出会えたことになりますから。でも、別の業者であってもすごい! 今まで見つけられなかったファンタジーが存在していたことになりますから! つまり、どちらにしても、第4のファンタジーがあること自体、すごいこと!
提供者の方の「いやいや、俺も単純に花が好きだから」「花に興味を持ってくれる人が増えてくれればそれで十分」との言葉にもやられました。この活動に集まってくる方々、ほんとうに私利私欲とは関係なく、純粋に夢や興味や好奇心を大事にしていらっしゃる。こんなコミュニティに参加できていることに、幸せを感じます。