ファンタジスタの皆様
すずめファンタジーが日本に届きました。ほ?んとに嬉しい知らせでしたよね。
以下は、無事に届いた今だからこそ明かせる、球根輸入班の活動報告です。
竹下大学
この球根を手にしたときの感激と言ったら！やぎゅうしんご
７月２８日の夜、真吾さんから電話があった。
『大学さん、困っちゃった・・・。』
いつもの明るい声じゃなかった。
『ファンタジーの球根・・・。
もうじき僕のロンドンの知り合い、モモコさんの所にひとまず届くんだけど、それを日本に送ってくれる協力者がまだ見つからないんだ。
もうプロの業者に頼んじゃおうと思うのだけど・・・。』
じつは以前、真吾さんから輸入に関しての相談を受けた時に私はこんなことを言ってしまっていたのです。
（反省・・・）
『せっかく今までプロの手を借りずにみんなで一歩一歩壁を乗り越えてきたんですから、輸入もそうしましょうよ。
その方がダブルファンタジーの物語らしいじゃないですか。
それに何が起きるか分からない方がドラマチックですし・・・。』
その時には、まさかこの一言が真吾さんを悩ませることになるとは思ってもいませんでした。
（大反省・・・）
何と真吾さんはファンタジーの球根を運ぶためだけにロンドンに行くことまで考えていたのです。
（大大反省・・・）
『イギリスの子会社の人に頼めばやってくれると思いますけど、せっかくの日本発のドラマなんですから、何とか日本人リレーで輸入したいですよね。』
『でもさあ、Lin Dioさんとハルキチが頑張ってくれたお陰でやっと手に入れた大事な球根だし、もう安全策をとりたいんだ。
モモコさんにもずいぶん心配かけてしまっているし・・・。
彼女にはこの先どうするかすら話すことが出来ない状況で球根を預かってもらうんだしさ。
それに素人が送って、日本の植物防疫所で没収なんてことになったらみんなガッカリするよ。』
『・・・・・。
それなら良い人がいますよ。それも育種家つながりで♪
彼ならきっと力を貸してくれるはずです。』
正直な話、捜査一課の私はこの時まで、輸入班の仕事は自分には関係ないと思っていたのでした。
（大大大反省・・・）
『誰、誰？』
『真吾さんも知っている人ですよ。』
『えっ！ 誰だぁ？』
『横山直樹さん。』
『直樹君かぁ！』
『彼はイギリスで植物栽培の修行していたんですから、
きっと植物の輸出に慣れた協力者を見つけてくれますよ。』
『そうだったぁ！ 直樹君がいたかぁ！
彼はアッシュウッドナーセリーで働いていたんだった。
うん、いけるかもしれない♪』
『でしょ。直樹さんにお願いしちゃいますか？』
『うん、そうしよう♪』
『私からよりも真吾さんから頼まれた方が、直樹さんは嬉しいに決まっていますから、
直接真吾さんから頼んでください。』
『わかった。すぐ電話してみる。』
つづく
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エッ！ それでっ！！！ 早く続きをぉ???
竹下デカ長の「反省」の嵐を聞いて、私も大反省。
> ７月２８日の夜、真吾さんから電話があった。
7月28日？ あ、あの日だ?。
ロンドンの協力者モモコさんへの連絡役を買って出ていた私は、3兄弟追加注文に関するモモコさんとのやり取りを報告するメールを、その日7月28日に、真吾さんとハルキチさんに送っていました。そのメールには「モモコさんも心配していると思うから、受け取った後の移動方法について教えてください」との、言葉尻は柔らかかいものの言外に強力な催促の気持ちを込めた一言が…（真吾さんの大変さも知らずに…）。それが真吾さんからデカ長への困ったコールにつながっていたのね…。
（反省）
> 何と真吾さんはファンタジーの球根を運ぶためだけにロンドンに行くことまで考えていたのです。
ファンタジーを買うことが決まってブログが大いに沸いていた5月末、「どうやって買ったらいい？」との問いかけに対し、私は「ヨーロッパ在住の協力者の人に発送まで頼むと迷惑がかかる。かといって日本から誰かが取りにいくと費用がかさむ」と、まるで誰かが取りにいくことを暗に期待するかのような書き込みをしていました…。まさか、それが無意識のうちに刷り込みとなっていた…？
（大反省）
> 正直な話、捜査一課の私はこの時まで、輸入班の仕事は自分には関係ないと思っていたのでした。
確かに「輸入班」との言葉は、私が再三にわたって移動方法決定の催促をしたあたりから急に出てきた言葉のような気がします…。デカ長、なし崩し的に輸入班に組み込まれるようなことになってしまい、ご迷惑をおかけしました。
（大大反省）
うーん。私は購入班の仕事だけをやっていればいいから気楽だったけど、すべての動きの報告を受け、それぞれの流れを調整していく真吾さんってすごく大変なのですね。改めて実感。デカ長の秘話の報告には続きがあるようだから、これからどんな反省のタネがでてくることやら（冷や汗）。
フアンタジー輸入秘話！?。。。？？？
ずぅぅぅとずぅぅぅと気になっておりました。
ロンドンのモモコさんからどうやって日本に。。。？
真吾さんや皆さんが大変ご苦労して下さったのですね。
プロの手を敢えて借りずにみんなの手で進めて行く。。。胸が篤くなりました。
それだけに真吾さんの肩に重い荷物がかかっていった。。。
そうしてそれからどうなったのでしょう？
まだまだ続くようですが、この秘話を読ませてもらうと、今まで拝見してきた写真の中の笑顔やコメントに込められた皆さんの思いが、より深く理解していけるように思います。
こちらは専ら応援で…。この活動に伴うみなさんのご苦労や葛藤が、実はちょっぴりうらやましい。（不謹慎ですか?)
つづき、楽しみにしています!!
デカ長、Lin Dioさん、お久しぶりです！お二人が大反省の嵐の中、球根購入に関しては、私は全くの傍観者でゴメンなさいm(*- -*)m
Lin Dioさんの仰る通り、確かに、真吾さんって物凄く大変だと思います。私なんかはただ、受け持ちのプロジェクトの心配だけをして、自分の都合で勝手にメールを送りつけてればいい訳ですが、真吾さんの元にはそんなメールが、何人ものファンタジスタからひっきりなしに入ってて…いつもながらに凄いパワーです。くれぐれもご無理をなさらないでくださいね！
で、デカ長、この続きはっ！？o(ﾟｰﾟ*o)